バーンするとは?
取引所のチャット板でバーンするって言ってる人がいるけど、どういう意味?
チャット板の「バーンする」とは?
私の記事を読んでいる方から、
コインチェックやザイフのチャット板で、
海外取引所で扱っている暗号通貨の「〇〇がバーンするぞ!」って言ってるけど、どういう事?
と質問をいただきました。
まず「バーン」は燃やすということで、
その方は、ビットコインの「プルーフ オブ バーン」は理解していたのですが、
ビットコインと関係ない暗号通貨が「バーン(燃やす)する」というのが理解出来なかったようです。
Proof of Burn(プルーフ オブ バーン)
まず、Proof of Burn(プルーフ オブ バーン)はネット検索でもすぐ出てきますが、
分かりやすく説明すると、新しい暗号通貨を作る際に、
ビットコインを永遠に使えなくして、使えなくしたビットコイン上に新しい通貨を作ることです。
そのため、使えなくしたことを証明することで、新しく生まれた暗号通貨に価値を持たせることになります。
ですから、「プルーフ オブ バーン」は和訳すると「燃やしたことの証明」となるのですね。
チャット板の「バーン」は?
これは、バーンする暗号通貨には、様々な背景があるので全ては説明できませんが、
ある暗号通貨がバーンする理由の多くは、自分が持っている暗号通貨を使えなくして、
暗号通貨の価値を上げることを目的にしています。
暗号通貨で、より多く所持している人は、
その暗号通貨を作った開発者だったり、コアメンバーのケースが大半です。
開発者たちで、市場に出回っている暗号通貨の80%を持っていることも珍しくありません。
そうすると、その暗号通貨が取引所に上場しても、価格は一気に上がりません。
そこで、新規取引所に上場するタイミングなどで、
自分たちが持っている暗号通貨の大半を「バーン」してしまうわけです。
これは市場で、どのくらいの量がバーンされたか証明され、その暗号通貨の全体の流動性が少なくなるので、
一気に価格が跳ね上がるのです。
これによってコア開発者は一儲けしようと考えているケースも多く見ます。
結局、一番儲かるのは開発者
投資家にとっても安く手に入れた暗号通貨の流動性がなくなれば、
価格は上がり、ある程度の利益は見込めますが、
この暗号通貨業界で一番得するようになっているのは、開発者になってきている気がします。
世界中でこれだけ暗号通貨が増え、投資目的で買う人も増えてきた現在、
私から見て、儲けるだけの考えなんじゃないの?という暗号通貨もあります。
本来、ビットコインから生まれた、ブロックチェーン技術を活かしたサービスは、
ユーザーあってのものと考えます。
国内取引所で扱ってる暗号通貨はまず心配ないですが、
海外取引所で、まだ時価総額が低い聞いたこともない暗号通貨を
投機目的で買われる予定のある方は、実際に「バーンする」のを体験するかもしれませんね。
チャット板が盛り上がっていると噂の取引所コインチェックとZaifはこちらになります。
まだ口座開設されてない方はどうぞ!!