ICOってなに?

仮想通貨を使って出資者を募りお金を集めるICOは詐欺か?

はじめに

今回は、最近よく耳にするICO(Initial Coin Offering)についてお話したいと思います。

そもそもICOは海外でかなり活発だったのですが、最近は日本でもよく耳にするようになっており、ICO案件は盛り上がりを見せています。

今回はどんなICO案件があるのかという話より、もっと広く、そもそもICOって何なのかというお話をしたいと思います。

ICOとは

ICO(イニシャル コイン オファリング)とは、簡単にいうと仮想通貨を使って出資者を募りお金を集めるということです。

海外のプロジェクトではこのICOで驚くほどの金額が集まった事例もあります。

しかし残念なことにICOでお金を集めたプロジェクトのほとんどがプロジェクトをスタートさせることなく消えていきます。

なぜICOのプロジェクトは、お金だけ集めて消えてしまうケースが多いのでしょうか。

私は、このICOとよく似ているのがクラウドファンディングだと思っています。

クラウドファンディングとは日本語に訳すと群衆から出資を募るとなります。

クラウドファンディングは、運営会社のサイトで、「こんなプロジェクトをやりたいので、プロジェクトに共感する人は出資をしてください!出資額に応じた特典を出します。」と目標額と期日を決め、自分のプロジェクトの必要性を群衆に問います。

プロジェクト目標額に達したらクラウドファンディング運営会社は集まったお金から手数料を引き、プロジェクトにお金を渡します。

プロジェクトはそこからスタートさせ、クラウドファンディング運営会社はプロジェクトを見守るという流れになるのです。

クラウドファンディングも途中で断念するプロジェクトがありますが、ICOのプロジェクトに比べたら限りなく少ないです。

ICOとクラウドファンディングの違い

ICOとクラウドファンディング、お金を群衆から集めるという事では同じに見えますが、この二つには大きく違う部分があります。

  • 監視する目があるか
  • 出資者の思惑

一つめの「監視する目」とは、クラウドファンディングの場合、プロジェクトが成功するようクラウドファンディング運営会社が、アドバイスや監視役となりプロジェクトを見守ります。また集まった出資金は運営会社からプロジェクトに渡ります。

ICOの場合、仮想通貨で出資を募るケースが多く、そのままプロジェクトへとお金が集まります。

仮想通貨のため、大げさな話、世界中からお金が集まります。

しかし、そのプロジェクトを監視する目もなく、お金集めだけの詐欺案件があるのも事実です。

 

二つめの「出資者の思惑」は、クラウドファンディングの場合、特典や優待があり、プロジェクトに共感する人が出資するケースが多いですが、

ICOは、出資者の思惑が違います。

出資されたプロジェクトから出資者にトークンを発行します。

ここでは、ICOの大まかだけ理解してもらうため、トークンとはプロジェクトが発行した新しい仮想通貨だと思ってください。

この新規発行されたトークンを受け取った出資者は、今は価値がなくてもプロジェクトがうまくいけば、出資額の100倍、1000倍、それ以上になるかもと思うわけです。

現実に仮想通貨の価値が一年前の100倍なんてよくある話です。

ICO案件の出資者は、プロジェクトに共感するから出資するより、投機目的が強いイメージがあります。

投機家の思惑と仮想通貨の利便性が合わさって、プロジェクトの重要性より大きな金額が集まってしまう性質があります。

まとめ

ICOは今までのお金の集め方より多くのお金が集まってしまうということは理解頂けたと思います。

ICOでお金を集めることは詐欺ではないですが、ICOの中には詐欺プロジェクトもあるということです。

現実問題、スキャムICO案件が多く、お金だけ集めて消えてしまうことも少なくありません。

これから日本でもよく耳にするようになるICOですが、投機目的ですぐ出資してしまうのではなく、

プロジェクトのホワイトペーパーやホームページをよく見て、真偽を確かめてから出資してください。

私は、ICO案件は必ずホワイトペーパーを見て、自分が共感できるプロジェクトか、仮想通貨で出資を募る意味を考えるようにしています。

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